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  • 2020.09.24
  • 健康情報・豆知識

感染予防対策 ~インフルエンザ予防~

気温が下がり、肌寒くなってきましたね( ノД`)

そろそろインフルエンザが流行する時期になります。

今年は新型コロナウイルスと同時流行が懸念されますね。

9月13日までの1週間に報告があったインフルエンザの患者数は、全国であわせて4人となり、いまのところ、大阪では0という数字が表記されていました。

例年、全国的な流行は11月~12月頃に始まり、去年は11月15日に流行期に入ったと発表されました。

インフルエンザの感染力は非常に強く、日本では毎年約1千万人、約10人に1人が感染しています。

 

この時期にしっかりと感染予防対策を行いましょう。

 

インフルエンザの予防対策☆

①正しい手の洗い方

手についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために、手洗いはとても大切です。

外出して戻った時は、流水と石けんでしっかりと手洗いしましょう。

インフルエンザはアルコールに弱いので、アルコール性の手消毒剤を使うことも効果的です。

②マスクの着用

人混みや、咳が出るときにつけるマスク。

飛んでくる飛沫を物理的に防御することができ、

自分がインフルエンザになった場合でも菌をまき散らすことも予防できます。

またマスクをつけることにより湿度を保ち、のどの粘膜を正常に保つことが出来ます。

 

③室内の湿度・温度

毎年夏場にはほとんど感染者の報告がないのに、冬場になると大流行するのは、湿度と温度の関係性があります。

その根拠とされている最も有名な物のひとつが1961年にG.J.Harperらによって発表されたsurvival test with for virusesという論文だといわれています。

▼▼▼

http://Airborne micro-organisms: survival tests with four viruses

内容を簡単に言うと、実験の装置にインフルエンザウイルスを浮遊させ、湿度・温度を変えて生存率の推移をみるということです。

グラフを見て頂くと、温度・湿度が低い環境下ではインフルエンザウイルスの生存率が高いという実験結果が分かりました。

※紫外線などの他要素は含まれていません。

 

ですので、部屋の環境を整えるときは

●湿度は50~70%程度

●温度20~25℃程度

を保ち過ごしてください。インフルエンザウイルスが生存しにくい環境下にすることもとても重要です。

 

③生活習慣

免疫力を下げないためには【規則正しい生活】を送りましょう。

カラダの体調を保つため、

●適度な運動

●睡眠

●バランスの良い食事

が大切です。

 

人体最大の免疫器官って?

 

皆さんは人体最大の免疫器官をご存知でしょうか?

 

免疫細胞の約7割は“腸”にあると言われています。

腸には100兆個以上の菌が存在すると言われています。

その種類は善玉菌が2割、悪玉菌が1割、優勢な方を応援する日和見菌が7割。

この日和見菌を味方につけることが、腸内環境を整えるために必要なのです。

そしてそのカギになるのが「発酵食品」と「食物繊維」そして生活習慣。

食物繊維はできるだけ毎日摂ることを心がけてみて下さい。

 

この時期に出来ることを行い、感染予防を行って下さい☆

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